H&RはBMWを強力にサポートします。
過去4年間、H&R社はサスペンションのスペシャリストとして、DTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦するBMW モータースポーツを技術面から支援しています。
2012年、BMWがDTMの舞台に復帰した年に総合優勝を飾りました。
翌年のシーズンは、両者の協力体制のもとでタイトル防衛を目指す戦いになり、H&Rとしてもサポートをいっそう強化しました。
現在、BMW M4 DTMのドライバーを務める25歳のマルコ・ヴィットマンは、2014シーズンを優勝で飾り、2015シーズンもチャンピオンドライバーとして、タイトル防衛に挑みます。
H&Rの2015シーズンへの意気込みも車両に明確に示されています。BMW M4 DTM車両の両サイドのひときわ目立つ位置にH&Rのロゴが入っているのがその証拠です。
BMWモータースポーツのディレクターイェンス・マルクワルトは言う
「H&R社がこのチームに対するサポートを強化してくれているのを大変有り難く思っています。我々は協力体制を築いてから、数多くの実績を残してきました。H&R社はモータースポーツ界屈指のサスペンションメーカーです。また今シーズンの結果を見れば、同社との協力体制を、さらに強化する事に異論の余地はありません。H&R社は多くの経験と、優れた技術を有する信頼できるパートナーです。」
以下はH&R創業者(現代表取締役)レンメンの言葉である。
「BMWモータースポーツチームとの協力関係を強化し、弊社の技術で同チームの勝利に貢献出来る事は大きな喜びです。またこの協力体制の構築は、弊社にとっても大きな利益となります。最高水準のモータースポーツの戦いを経験する事で、我々の製品は進歩し続ける事が出来るからです。それゆえ、この協力体制はとてもエキサイティングで実りの多いものとなっています。また、サポートの強化の証として、昨年のチャンピンが乗るBMW1号車に大きなH&Rロゴが入るというのは、もちろんとてもワクワクする事です。」
最高のサスペンション技術
マルコ・ヴィットマンの2シーズン目は、かなり厳しい戦いになる。
彼は自身に課されたミッションの難しさを十分に理解している。全力を尽くさないとそれは達成されないことも。
「他チームは全力で挑んでくる。しかし我々BMWモータースポーツも、勝つために出来る事は全てやる。H&R社も、そのサスペンション技術を総動員して、我々をサポートしてくれている。」
チャンピオンの発言は、その技術を理解してのものである。
チャンピオンになった今でも、彼はメカニックとして、両親の工場を手伝っています。彼がその工場で個人的に選ぶのも、やはりH&R製品である。そうした彼にとって、レースでもH&R社がパートナーである事は、大きな力になっている。
「サスペンションを最適に設定する事は、とても重要です。そしてH&R社の技術はいつでも信頼出来る」
と、マルコ・ヴィットマンは言います。
昨年のチャンピオンチームだけがH&R社のサスペンション技術の恩恵を受けるわけでは無い。
他のBMWのチームも、同じくサポートをしており、各チームの車両にはH&Rのロゴをつけてレースに挑む。
今シーズン、どこのBMWのチームが好成績を残せるか、予想するのは難しい。
ただ、一つだけ確かなことは、BMW M4 DTMが、レースで一番にチェッカーフラッグを受けた時、そのチームには必ずH&Rのロゴが付いていると言う事である。 |